八百萬本舗

長らく商店を営んできた町家のオーナーから相続のご相談をきっかけに、事業計画からリノベーション、運営まで担当。物件を細かく区画して、複数の小商いが集う木造百貨店のような姿を目指しました。集まったお店はいずれも個性派で、それぞれの区画を緩やかにしたことで、一体感のある商業施設となりました。また建物内に隠されていた石垣や用水など歴史的遺構も見学できる仕掛けを施し、歴史的観光資源としても活用されています。

正面ファサード。既存の大看板に新たな屋号サインを入れ、新しい商店の顔として生まれかわる。
1階、地元の小商いが集まる。
1階、建物出入口すぐに総合カウンターを設置。構造補強として施した壁が程よく空間を間仕切り、各店舗のサインが並ぶ。
1階、収納場所として設けられた土蔵も店舗スペースとして活用する。
2階、お座敷として金沢らしい和室の設えを残す。
2階、パブリックなお座敷空間を多目的スペースとして開放する
1階の奥には、金沢城下町の一部である惣構堀の石垣や用水を覗き見られる小窓を施す。
金物屋「志村金物店」として長年愛され続けてきた。
周辺にも町家が残るエリアに建つ。
金物店として商売を続けてきた大きな商家であった。
用途
物販店
所在地
石川県金沢市尾張町
構造規模
木造2階建て
延床面積
199.35㎡(施工部分)
工事種別
改修(リノベーション)
完成時期
2015年3月
業務内容
事業企画・設計・監理・不動産仲介
写真
ユニットデザイン